◯ 幅広い対応車種
輸入車・国産車の新車はもちろん、スズキ・ホンダ・日産・トヨタ202などの軟弱でシビアな塗装への塗布検証や、青空駐車の10年落ち劣化塗装の研磨後などにも塗布&耐候テストを行っております。酷く経年劣化した塗膜や焼き甘塗膜の場合などで水分でさえ吸い込みが起こっているような状態の場合はムラができたり定着不良が起こる場合もあるかもしれませんが、このような状態は洗浄や研磨の段階でプロなら確認・判断できると思いますので部分的にパッチテストを行うだけ。

◯ 材料区分
ゴルバ セラミックコーティングは、それぞれの材料ごと単独に特性の違いを出しているので、優劣・上級下級などの区分は行っていません。そもそもコーティングとは、車両状態やお客さまの要望などを無視して商品を選ぶべきものではありません。ゴルバ セラミックコーティングの基本的な考え方は、車両ごとに、お客さまの要望や今後のお手入れの手法頻度などをお聞きし、予算を考慮しつつ、最適な選択と組み合わせを提案するものだと考えてラインナップしています。

◯ 施工者区分
ゴルバのすべての材料は加水分解(空気中の湿気に反応)によって硬化する性質なので、施工環境などで使用の可不可の判断を行います。コーティング専用ピットを有し空調完備の施工店様はすべての材料のご使用が可能です。それ以外の施工店様においては施工環境等を詳しくお聞かせいただいた上で使用可能な材料のご提案をさせていただきます。

◯ 汚れに強い膜性
ゴルバ セラミックコーティングはラインナップの全ての材料にフッ素を使用しています。現在、欧州を中心にフッ素規制が厳しくなってきていますが、車は高速で移動するツールであって、雨風日射はもちろんのこと、排ガスなどあらゆる汚染物質にさらされています。黄砂・花粉・PM2.5なども毎年やってきます。これらの汚染物質からのダメージを最小限に押さえ、美観を維持させるには今現在フッ素以外の選択肢はありません。コート剤の原料として使用されるフッ素樹脂は入手困難になりつつあり高額化しているのでフッ素関連材料の製造販売が縮小・中止されている現況ではありますが、ゴルバでは撥水撥油機能に富んだフッ素を極限まで使用し、超撥水の汚れに強い膜としての根拠としています。

◯ 膜厚と重ね塗り
ゴルバセラミックコーティングの基本膜性はすべての材料にわたり共通化しているので重ね塗りができます。さらに、塗布量・拭き取りまでのインターバルなどにより膜厚の調整も可能。被着体である塗膜の状態、車体色、お客さまの手入れの頻度や手法により組み合わせも自由自在。もともとコーティング剤とは単なる材料なので、施工する場所、施工する人、施工方法などによってすべて同一になるものではありません。もちろん施工料金体系も様々であって当然だと考えています。

◯ 酸性ケミカルの使用
車の美観維持に重要なポイントとしてスケール除去剤の使用があげられると思います。ゴルバセラミックコーティングの開発にあたってはスケール除去剤の使用を前提として、酸性ケミカルの通常使用においてはコート膜が反応しない設計となっています。ただし、全てのスケール除去剤で検証しているわけではないので、適合はお尋ねください。

◯ 材料名称
ゴルバセラミックコーティングは、あくまでも材料なので各材料に名称は設けていません。すべて記号表記としています。材料なので最低限のラベリングと梱包となっています。格好良さはありません、すべて材料なので。

◯ 価格について
考えうる最高の原料を使用していますが、窯元からの直仕入れなので頑張って値入れをしています。お試し1本購入の場合は割引率が低い設定となりますが、本数に応じてセット割引を適用させていただきます。

◯ 海外製品などとの比較
海外製セラミックコーティングについてはたくさん勉強させていただきましたが、あちらは「商品」、こちらは「材料」という観念なので競合するつもりは毛頭ありません。華やかなホームページ、格好のいいパッケージ、を求める施工店さまはあちらで楽しんでください。もともとは、地方で毎日の足として使用する車で24時間365日青空駐車の過酷な環境で使用される車で結果を残したいという思いから始めたことです。車庫保管で過保護にされ、たまにしか乗らない都市部の車両では何を塗っても良き結果が得られるのは当然だという観念がありましたゆえ、地方でメンテナンスに磨きに苦労されている施工店さまと共にコーティング本来の意味と価値を分かち合い共に発信していただける仲間を少しでも増やしていきたいと願っています。

◯ PPFコーティングについて
どのようなコーティングでも完全無欠はありえません。月日とともに劣化していきます。コーティング膜だけが傷むのではなく、塗装も共に傷んでいきます。当たり前のことです。ユーザーさまによる日々のお手入れが重要なのはいつの時代もかわりませんが、最も傷みやすい部位はボンネットやルーフの水平面。コーティングで守りきれない部位はPPFを貼って守る!と言うのがシンプルな考え方だと思ってます。現在、PPFの主流は飛び石防止のストーンガードとしての扱いですが、当店は10年以上前から「貼るコーティング」を目指していました。悲しいかな、現在流通しているPPFのトップコートでは表面層を守りきれていません。塗装やコーティングよりも早期に雨染みまみれとなり残念な結果となっています。

もともとPPFはポリウレタンの柔軟性を利用してボディーの三次曲面に追随させて貼り付けるものです。PPF表層に強固な膜を形成するとフィルムのしなやかさに影響が出て施工操作性がかわるのではないかと考えています。10年以上、貼るコーティングと呼べるフィルムの登場を期待していましたが、いまだ出会えてもなく、永久に巡り会えないような気がしてきたタイミングでコーティング剤開発に携わったので、これまでのすべてのノウハウを投入してPPF専用コーティングを完成させました。貼るコーティングではなく、貼ってから塗るコーティングですが(笑)意味は同じです。

ボディー用コート材料と同様に、PPF貼付け後のコーティング塗布で、青空駐車の毎日の足として使用する車両で暴露テストを行っています。一般大衆車の毎日の足車なので施工費用の問題も出てきますが、施工性が良く比較的安価なPPFとのマッチングによって幅広いお客さまに提案できるメニューとして確立できるようになりました。

PPFを導入されていない施工店さまには、PPFのノウハウと施工技術をご指導させていただきます。ご案内は別途ページにて。

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