GORBA(ゴルバ)CERAMIC COATINGとは、施工歴30年以上の現場職人とケイ素化学専攻の博士との共同開発によって生まれたメイドインジャパンのコーティング材料です。
長年の経験で蓄積された技術や情報と、これまでのコーティング業界の変遷と現況を共有し、国内外を問わず数多くのコーティング剤を調査・研究・分析し、コーティング剤としての性能はもちろん、現場職人にとってシンプルで合理的かつ扱いやすいコーティング材料を追求しました。
最初に正直に申し上げておきますが現場職人の私自身は高卒で国語・算数・理科・社会ができる程度の脳みそしかありません。ですが、磨き・コーティングに関しては30年以上こだわりをもって歩んできました。私のいう「こだわり」は、単に綺麗に磨ける、上手に塗れる、といった現場作業だけのこだわりだけでなく、あくまでも「結果」です。結果の善し悪しに関係なく「これって何やねん?」と思ったことはとことんまで追求してしまう性格でして、細かなことまでこだわって質問攻めしたみなさまにはご迷惑をかけたと思っています。おかげさまで、これまで関わりがあった多くの人達のおかげで情報は山盛りになっていました。
当店は、一般個人のお客様が主体のお店なので、お客様からはどストレートに色々聞かれます。当店のメニューや内容についてはもちろんですが、他のコーティングや他のメニューについても深く聞いてくるお客様もいらっしゃいます。私自身「知らない・・・」「わからない・・・」と言ってしまうのはプロである以上「恥」だと思っているので、時間がある時はいろいろと情報収集し勉強しまくります。本当にわからない、知らないことは意地になって調べまくります。そんな感覚で30年もやっていれば日々の現場での技術の蓄積はもちろん、「ホンマに施工店さんなんですか!?」と言われるくらいノウハウは集まってきます。
そんな中、ケイ素化学専攻の博士からコーティング剤の開発を行っているのでサンプリングをしてもらえないかとのオファーがありました。まぁ、よくある話なので普段ならスルーしてしまうのですが、今回はなにかピンっとくるものがあって・・・
何かと言われれば上手く説明できないですが、当店への依頼に関しては当店のホームページも熟読し、こだわりを感じたとの事で、やりとりが始まりました。もちろん国語算数理科社会しかできない脳みそやで!と正直にお話しました。これまでも、博士レベルの方々とのお付き合いはありましたが、一番わかりやすく説明をしてくれる方で理解しやすかったですね。
タイミング的には、PPF(ペイントプロテクションフィルム)の表面の耐候性(製品のトップコート)に限界を感じていて、PPF材料の選択に迷走していた時期だったので、ボディーコート剤だけでなく、PPF用のコーティング剤の開発に大きな期待をよせて協力することになりました。もちろん、これまでのガラスコーティングや最近流行りのセラミックコーティングについても不満要素はたくさんあったので解消できれば面白いと考えました。
開発にあたっては国内外のガラスコーティングやセラミックコーティングを徹底的に情報収集し分析検証し博士と共有しています。国内のガラスコーティング製造メーカーさんはすごく真面目だと思います。海外のメーカーはほぼ世界戦略で動いているので、そりゃ~立派です、勢いもあります。海外メーカーさんは鉄砲や大砲(資本力)でやってきますが、こちらは刀(小さなメーカーだからこそできる技)で戦っていきます。現場直結のモノ造りを徹底していきます。
流行りに乗っかるのが大っ嫌いなのりもの屋オヤジ。型にはめられるのも嫌い。受け売りなんぞ恥っさらし。目には見えないコーティングに関しては、これまでブランドを出したこともないし、自分の目で確かめて、自分の言葉で説明してきました。今回は開発からのスタートなので、初めて自分のブランドとして商品(材料)を作り上げることができました。
開発コンセプト以下のページもお読みいただければと願っております。