フロントガラスや運転席サイドに貼っている虹色フィルム

こういうの最近よく見かけるようになりましたね。 乗用車、軽トラ、大型トラック、あらゆるジャンルの車で虹色オーロラのフロントガラスを見かけます。 微妙に透けてみえるものから、運転者の姿も見えないギラギラのものまで。 流行りなんですね~ 海外製品の輸入販売をきっかけに有名になり、国内でも同じようなものが製造販売されるようになりました。 

「ありゃぁ~ええんかい!?」 「車検は通るの!?」と、よく聞かれますし、店頭や電話での問い合わせが絶えませんので、こちらに書かせていただきます。

車検は通るの!?

知らんがな!

フィルム材料販売者に聞いてみてくだされ。 

どのメーカーの、どのフィルムも、微妙な透過率のフィルム単体での車検合否の話には、ひとつの答えしか持っていません。

わかりません

です。 フロントガラスについては、運転席助手席サイドガラスに比べると、高めの透過率になっているので、フィルム選びのレンジは多少広いとは思います。 しかし、透明遮熱フィルムなども同じですが、実際にガラスに貼った状態で計測(型式認定器にて)してみない事には、根拠となる数値はでないので、計測もしないでフィルムだけを指さされて「これ車検通る!?」って聞かれても、答えようがないのが現実です。 

販売者サイドでは、その辺のことは重々承知しているので、判断できる立場ではないことをあらかじめ通知し、施工者およびユーザーサイドでの良識にすべてをなすっています。 流行っているので、モノは用意して売るのは儲かるから売るけど、車検うんぬんのことは、アンタらで判断してくださいね、ウチは一切の責任は負いませんから! と、宣言しています。

施工者やユーザーの良識におまかせします!って言や~格好いいけどさ、そんな性善説なんざ~建前だけのもんじゃ!(笑)

下請け屋は元請けからのゴリ押しには逆らえまへんねん、これ1件断ったら他の仕事も逃しますねんわ(泣) ユーザーからの直請けでも、目の前に仕事が転がり込んできて銭になるならやっちゃう施工屋もおますねん。

やりたいヤツは、自分でもやろうとするし、友人知人聞きまくって貼れるヤツ探して自分の願望を叶えますねん。 

そんなヤツらに「良識」なんて期待すること自体、大きな間違い!!

車検に通るかどうかは、実際にガラスに貼り付けて、型式認定器で測定した数値が根拠となるので、フィルム単体での「車検通る?通らない?」の質問・議論は無意味です。

車検通ったって聞いたよ

車検の通し方にも色々ありますから、通った!って言うなら通ったんでしょうね(笑)

実際に、ガラスに貼り付け後、型式認定器で測定し、可視光線透過率70%以上の確保ができ、車検にパスしたという事実もあります。 ただし、車検パス翌日に警察に止められ可視光線透過率を計られて70%以下で「ノー」と言われることもありえます。 これは、どちらかが間違っている訳ではありません。 いずれも「正解」なのです。 反対もあるかもしれませんね、警察に「アカン」言われて、検査場で測定したら70%クリアーしてたって言うケースも。 透明断熱フィルムも、レインボーカラーフィルムも、どちらもそんな微妙な数値の問題を抱えながら流通している商品です。

微妙な数値の話に、さらに細かなことを言えば、型式認定器であったとしても、機器の構成が設計通り正しく行われていない場合や、±3%の誤差がある事実と誤差の運用のされ方、天候や温湿度、測定場所の環境、電池バッテリーの電圧、機器の管理保管、いろんな要素で測定数値が少なからずとも変化します。

フロントガラスは前方視界優先ってことなんでしょうが透過率は高めの設定になっている車種が多いのですが、運転席・助手席サイドガラスについてはUVやIRカット機能などの付与で70%クリアーをターゲットにガラスが作られている以上、フィルムを貼ることで、あぁ~だ、こぉ~だ言われることから逃れることはできません。

ましてや、国交省が型式認定器として指定している機器以外の、簡易測定器なんぞ持ち出して表示数値の差の「想像」の話なんぞどれだけしても何の意味もござらん(笑) 

型式認定機の光明理化学工業PT-50(新型PT-500)は50万円くらいしますねん。 簡易測定器は十分の一以下の2~3万円くらいで買えます。 国の行政機関は予算さえ通ればなんぼでもOK。 しかし、民間はね・・・・損得勘定から入りますから、金を産まないモノには金を出さない(笑) ディーラーも民間車検場もフィルム施工店もみんな同じです。 ディーラーや民間車検場で常設されているところがあれば、それは素晴らしいことです。 真面目な会社だと思います。(でも本来はアタリマエのこと) 施工店で50万円もだして準備しているところがあれば、もはや変態レベル(笑) 尊敬します。

この内容をご覧になると、70%ルールに厳格で鬱陶しい施工店だと思われるかもしれませんが、決して行政の犬ではありませんし、70%ルールの根拠には疑問は持ち続けています。

ただ・・・・

なんぼ透過率の数値が70%以上を確保できていようと、運転者の顔や向いている方向も認識できないようなギラギラレインボーフィルムは危ない。 この一点だけで、当店ではレインボーフィルムの販売は一切行っていません。

現行の法制度ではフロントガラスについては「透明」であることとなっているが、決して「無色透明」とは言っていない、レインボーフィルムの多くは特定の波長に「干渉」してレインボー状態に見えるだけで着色はしていない。 だから道路交通法も道路運送車両法も大丈夫なんだ!ってのは、売るための拡大解釈にしか聞こえません。

まぁ、格好だけを求めるユーザーには、このような話は鬱陶しいだけで、危険性など微塵も考えずにどこかで貼っちゃうのでしょうが・・・

フィルム持ち込みで貼って欲しい

電話での問い合わせで一番多いのがコレ。 

別に持ち込まなくても、たいがいのフィルムは仕入れられるし、フロントガラスにも貼れる技術は当然ありまっせ。でも・・・・

 やりません!!

貼りたい人にとっては、貼れる技術だけが欲しいのでしょうが、こちらは商売として営んでいて、責任も将来も全部背負って施工店をやっておりますねん。 そんなこれから何が起こるかもわからんような流行りのモノにうっかり手を出して将来をつぶしたくないですからね。 別にあらためて書かなくても良いこのページをわざわざ書くのは、将来を案じてのことです。

近い将来、別の規制が

これだけ車内が認識できないようなフィルムが多くなると、そのうち警察から取締が出来ない!という理由で、またもやフィルムつぶしの動きが出てくるかもしれません。 フロント3面の話ならまだしも、そういう規制うんぬんと言う話題になると、後部ガラスへのガラス着色やフィルム施工が巻き込まれることが十分に考えられます。 国交省の担当者と話をした。 警察庁の人間とも話をした。 いろんな事を安心材料のように話す人もいますが、何一つ信じられる要素はありませぬ。 規制うんぬんの話は、話の出どこで変わります。 知らない間に話がすり替わることなんて当たり前。 別の機関がどうのなんて言っても、日本の行政は縦割り社会なので全く意味はなし。 

フロント3面へのフィルム施工・・・・確かにね・・・ 何も問題なければフロント3面の市場規模はめちゃくちゃ大きいと思います。 施工店にとっては喉から手が出るくらい欲しい市場だと思います。 であれば尚更、一時の流行りに流されず、欲を出さず、熟慮していただきたいと考えています。

このままでは後部座席ガラスへの仕事も失いますぞ。 単なる着色だけでなく、機能を主目的としてカーフィルムを販売施工してきた当店にとっては、致命的であり大問題なのです。

専門店のスタンス

近しい施工店や全国の施工店仲間と情報交換している関連では、車内が認識できないようなフィルムをフロント3面に施工しているなんぞと聞いたことはありません。 カーディテイリング関連のフィルム施工店では、皆さんそれなりにきちんとした良識を持って判断されているようです。 もちろん当店においても、この手のフィルムを販売施工するつもりはありません。 はっきり言うと、流行りモノ嫌いなんだわ~~

ほな何処でやってる??

どこにでもいてますねん。 他に本業があって 「 ついで 」 の仕事として小遣い稼ぎしてるヤカラ! 土建屋か梅干屋かなんかしらんけど、車が好きで手先が器用なヤツいてますねん。 勤め人の場合もあるし、阿呆ボンクラの2代目か3代目か知らんけど、商売としては考えられんくらいの激安料金でやっちゃうヤカラ。 濃かろうが薄かろうがお構いなし、頼まれりゃ~何でもやっちゃいます。 ナンバーはプレートで隠して(その程度の知恵はある)ガラス全面フロントガラスも真っ黒スモークフルフルスモーク(怒) 終わってます・・・・

フィルムメーカー名やブランド・品番まで記載してSNSで発信してるホンマもののおバカちゃん。

メーカーもええ迷惑でっせ!!!

販売者さんも、こういうヤカラには売らない!!って姿勢を見せてもらいたいもんです。

施工液は大丈夫なん!?

ドアガラスへの施工は、ドア内部から車外に水を排出する穴が空いているので大丈夫。 リアガラスなども車外に水が流れ出るように設計されているし、きちんと養生をすれば、ほとんど流出させずに施工することもできます。 しかし、フロントガラスについては、そもそも水分で曇ったりする前提を考えていないので、フィルム施工時に使用する大量の施工液は、フロントピラーの隅や、ダッシュボード奥から室内に相当量が流れていきます。 ダッシュボード奥のフロントガラスとの隙間に、吸水性の高い素材でできたロープみたいな形状のものを押し込んで、できるだけ車内への流出を阻止しようと、アメリカのツールメーカーが便利なモノを売るようになりましたが、無いよりはマシって考えたほうが良いですよ。 水の動きなんてそう簡単にコントロールできるものじゃありません。

透明遮熱フィルムの施工時に、ダッシュボード裏へ水が流れ込んで、コンピューターをぶっ壊してしまい、ウン十万円の責任を取らされた施工屋さんの存在・・・・何軒も聞いてます。 そのほとんどは「フロント施工は二度としない!!」と決意したそうですよ(笑)

それでもあなたは虹色フィルム

貼りたいですか!?

どうしても、流行りの虹色みたいにしたい方、もしくはフロントガラスの遮熱を考える方には、

COATTECT(コートテクト)などのガラス交換がおすすめ!

可視光線透過率70%クリアーをターゲットに作られたガラスで、青紫っぽく微妙に光るガラスです。 赤外線反射タイプのガラスなので遮熱効果もあります。

これならガラスだし、車検も問題ありません。 ガラス交換になるので、ガラス代と工賃を合わせるとそこそこ高額にはなりますが、あらゆる意味で安心です。 当店でも受け付けていますので、ご相談くださいませ。