最近流行りのフロント3面ガラスへのレインボー(オーロラ)フィルムの施工について

のりもの屋おやじの個人的な率直な考えは「やめてくれんかなぁ~」「やめといた方がええでよぉ~」です。

その理由をいくつかに分類して後ほど解説します。

◯ 車内が見えにくくなるのは問題だと考えます。(ここが一番重要かと)

◯  法律に基づいた合法施工ができるショップ。

◯ 違法施工店がいまだに絶えない現状。

◯ 車検合否のお上と施工店とお客さまの認識の違い。

◯ フィルム施工時には大量の水分を使用するのでリスクが大きい。

◯ フロントガラスの安全装置やETCドライブレコーダー・地デジフィルムアンテナの存在。

◯ 透明遮熱フィルムとレインボーフィルムの性能。

◯ レインボーフィルムの将来

○ 車内が見えにくくなるのは問題。

2010年くらいだったかな、民主党政権で前原氏が国土交通大臣だった時だと思いますが、最近では多くの車種に採用されているプライバシーガラスや、カーフィルムによるスモーク化が規制検討の対象になったことがあります。 着色されたガラスやスモークフィルムは見えにくいから(特に夜間や降雨時などは)危険だという理由で、実証実験まで行われて検討されたことがありました。子供やお年寄りが車の近くにいる時に認識しづらいのでは?危険が及ぶのでは?車は老若男女に関わらず使用されるので、個々人が任意で貼り付けるスモークフィルムだけでなく、純正採用されて選択の余地がない理由からプライバシーガラスも対象になっていたと聞いています。

この規制うんぬんの話が出たときの状況では、着色ガラスやスモークフィルムが事故の要因として大きく取り上げられていたという事案もなく、唐突になんで!?という認識でした。フロント3面ガラスへのスモークフィルム貼り付けの規制(現在の可視光線透過率70%ルール)は、暴走族封じ(フロント3面ガラスが黒いと車内が見えないし危険という主だった理由)として施行されましたが、2010年の規制に向けての検討は後部座席のガラスが対象の話です。

結果としては、プライバシーガラスもカーフィルムの貼り付けも現状では特段安全性には問題なしという結論となり現在に至っているわけですが、この規制うんぬんの話がどこから出たものかが非常に怪しいのです。タイミングから見ると、2008年6月にシートベルトの全席着用義務が法令化されています。一般道路では違反点数および反則金なしの口頭注意で、高速道路でのシートベルト非着用に関しては運転者に違反点数が1点付されます(反則金なし)。もちろん、この法令化にともない警察による取締も始まります。

2008年6月からのシートベルト全席義務化・・・・ 2010年のプライバシーガラスおよびスモークフィルムの規制うんぬんの話・・・・ プライバシーガラスやスモークフィルムを貼っていると、車内が見えにくい(見えない)ので、全面ガラス透明にしやがれ!という警察からの要望ではなかったのかと推測しています。

これまで長らく流通していた「透明遮熱フィルム」は、あくまでも見た目が透明だったので何の問題も(70%ルール適合であれば)なかったのですが、最近流行りの「レインボー(オーロラ)フィルム」は、光の干渉と屈折と反射により光が当たると発色する構造になっているフィルムなので、角度によっては車内がみえづらくなります。可視光線透過率70%をクリアーしている場合は「道路運送車両法」では何の問題もありませんが、警察庁の管轄となる「道路交通法」では、車内が見えにくい、見えづらい、ことの解釈がどう取らまえられるかが心配でなりません。

近ごろレインボーフィルムを貼った車両とちょくちょく出くわすようになり、一般市民が見ても、警察が見ても、合法か否かの判別が難しいクルマがあります。なかには絶対合法ではないようなギラギラのクルマも見かけますし、この類が、合法・違法の如何を問わず「見えんもんはアカンのじゃ!」となり、「前も後ろも見えんのはアカン!全部透明ガラスにせぇ~!」と、なりゃぁ~せんかと心配しているのです。四半世紀以上カーフィルム施工で飯を食ってきた専門店としては死活問題なのでいろいろと書かせていただきます。

○ 法律に基づいた合法施工ができるショップ

道路運送車両法などの法規に基づいたフロント3面ガラスへのカーフィルム施工を手掛けているお店です。 国交省が根拠として認める可視光線透過率測定器である光明理化学工業のPT-50およびPT-500(以下。型式認定器)を所有し、カーフィルム施工時に型式認定器による測定を行い、可視光線透過率70%以上の車両については「測定結果証明書」を発行しています。ここに記載しているレインボー(オーロラ)フィルムはもちろんのこと、これまで流通してきた透明遮熱フィルムも、フロント3面に貼る場合には法規に抵触する恐れがあるので、型式認定器による検査が必須になるかと。

写真は、光明理化学工業社の可視光線透過率測定器PT-500です。 PT-50は旧製品なので順次新型のPT-500に切り替わっていくと思われます。 測定結果を印字してくれます。 陸運局・軽自動車検査協会・警察も所有・運用しています。

令和5年1月13日に上記の通達が行われました。

PT-50とPT-500を使用。と記載されています。

窓ガラスフィルム製作者より、と書いていますが、フィルムメーカーの事なのか、フィルム施工店のことなのか、どちらかは理解できないが、フィルム関係者から、車検時のフィルム装着車の取り扱い(対応と検査どちらもって事だろうな)に関する運輸局の車検屋(民間車検場やディーラー」に対する指導が統一されていないと指摘を受けて調査したところ差異があった(対応も検査もバラバラ)って事で、あらためて検査時にはPT-50もしくはPT-500で測定・検査するようにと周知する内容になっています。

差異があった、を説明すると、民間車検場やディーラーなどで、

1、フロント3面へのフィルム施工がなされている場合には、受付しない。

2、フロント3面にフィルムが貼られている場合、可視光線透過率測定器を所有していないため、測定もせず、検査合否の確認もなされないまま、合法であれ違法であれ、とにかく剥がしてからの入庫を求める。

3、目視確認のみの透明か色付きであるかの判定だけで検査が行われている。

4、型式認定器以外の可視光線透過率測定器によって判定がなされている。

5、可視光線透過率測定器を所有しておらず、判定できないので陸運局等に車両を持ち込んで判定を受けている。

6、型式認定器を所有しているが、機器の感度校正を正しく行っていなかったり、測定精度が±3%以内であることを認識できていない。

7、型式認定器を所有し正しく運用されている。

1~7のパターンがあると思いますが、法規に基づいて正しい対応を行っているのは「7」と「5」だけです。

法律に基づいた合法施工ができるショップでは、型式認定器による正しい測定が行われ、施工時には「可視光線透過率測定結果証明書」を発行してくれます。また、車検入庫1ヶ月前以内の事前測定検査と、その時点の測定結果証明書も発行してくれるそうです。

また、 法律に基づいた合法施工ができるショップでは、法律に準拠し違法施工を行わない宣言をしており、フロント3面ガラスについては、違法施工となる可視光線透過率70%未満となる施工や、着色フィルムなどの貼り付け仕事は一切受け付けていません。さらに、絶対に違法施工はしない、合法施工の啓蒙活動を行うことも約束しています。お客さまからの申し出があれば、自社店舗以外での施工の有無に関わらず、測定や証明書の発行も、有料とはなりますが対応してくれるそうです。

一般の施工店や、車屋さん、民間車検場、ディーラーなどより、しっかりと法律やフィルムの説明を正しく行われるはずなので、頼りになる存在とも言えますね。

○ 違法施工店がいまだに絶えない現状。

当店では一切お断りしている案件になりますが、いまだにフロントドアガラスにスモークフィルムを貼りたいという問い合わせがあります。レインボー(オーロラ)フィルムの問い合わせも多く、車検対応であるかどうかの質問もあります。 お聞きいただける場合には少々時間はいただきますがきちんと法規の説明とフィルムのお話をさせていただいてます(ご来店の場合のみ)。

だけど町中では、いかにも違法フィルム施工だぜぇ!と思われる車が走り回っていますね! 誰がどこで貼ってるんだぁ!?

カーフィルムは、ホームセンターやカーショップ、ネット通販などで誰でも購入できるのでDIYで貼っている人もいるでしょう。

わたし達の業界のカーフィルム施工店や似非(えせ)施工店が違法施工承知で、潜り(もぐり)で貼っていることもあります。

当地域でも、「田辺市 カーフィルム フロント」と検索すれば、SNSでレインボー(オーロラ)フィルムやスモークフィルムを貼っているお店!?が出てきます。 ここは、絶対に合法とは言えない、フロントガラスやフロントドアガラスに着色フィルムを貼った事例を掲載しています。掲載車両のナンバープレートは、店名プレートにより確認できないので、公道を走る登録車両ではなく、イベント用か何かの車両なのかなぁ!?(笑)とも思いますが、かなりの台数がアップロードされています。

各車両ごとに写真が掲載されていて、フィルムメーカー・フィルムブランド・商品名と貼り付け部位が記載されています。ナンバープレート付きの登録車両で公道を走る車なら絶対に違法施工だと言える内容も多々掲載されています。

仮にですが、仮にですよ、これらがナンバープレート付きの登録車であって、一般顧客から依頼を受けて公道を走る車に違法施工を行っている業者であると仮定した場合、ナンバープレートさえ隠しておけば問題ないんすかねぇ!? これがまかり通るならカーフィルムの違法施工なんぞ永遠になくなりませんぞよ!!!

しかも、このお店・・・・施工フィルムのメーカーやブランドや商品名を見ると、「法律に基づいた合法施工できるショップ」を運営してる中心となっているフィルム販売元の商品が多いのです。 合法施工の啓蒙活動を行っているんですよね? 

まぁ、それぞれの立場があって、以前警察関係の人にも相談・依頼しましたが、いまだ何も変わっていないので、ナンバープレートが認識できない状況では・・・・ 公道を走っているわけでは・・・ その場合は運転者が・・・ 車両が・・・ という解釈なのか、フィルム供給側の認識も同様で、注文があればカネになるので売ります!その後はどう施工されようが知ったこっちゃぁ~ない!というスタンスなのか、頭のかたいのりもの屋おやじには到底理解できませんが・・・・

○ 車検合否のお上と施工店とお客さまの認識の違い。

上記の法律に基づいた合法施工ができるショップが発行する「可視光線透過率測定結果証明書」ですが、一般の方が証明書ってのを受け取ると「じゃぁ、車検時にはコレを提示すれば車検OKなんだぁ~やったぁ~!」と思っちゃうんでしょうが・・・・

残念・・・・ それは間違いです!

合法施工ショップでは、その辺のことも事前にきちんと説明はしてるでしょうが、一応書いておきます。

フィルムを貼った時点の可視光線透過率測定結果は、車検時の合否には全く関係がありません! 

合法施工ショップと言われるところで貼っていたとしても、カーフィルム国家資格1級を取得した施工者が貼っていても、型式認定器の測定であっても、証明書があったとしても、貼った時点の測定結果は車検時には全く関係はございません。

車検の合否は、車検日時のその時のその場での型式認定器の測定結果が根拠となりますので、たとえ車検入庫日時1ヶ月以内の事前検査の結果だと言うても、証明書を見せても、何の意味もございません。「だから!?何!?」と言われるだけ。

新車時に施工して丸3年とか、継続検査の期間2年の間で、少しでも測定結果に不安のあるユーザーさまは、貼った合法施工ショップが親切に事前検査を行ってくれるそうなので、不安解消のため行ってみると良いかと思います。基準に満たない場合は剥がし貼り替対応(有料か無償かの記載は無いですが)してくれます。

いずれにせよ、陸運局・軽自動車検査協会は間違いなく型式認定器で検査してくれるので安心。

ディーラーや民間車検場の場合は、型式認定器を所有していないことが多々あるので、検査する場合で型式認定器を所有していない場合は、陸運局・軽自動車検査協会に車両を持ち込んで検査を受けるよう、先の通達で案内・指導されています。 持ち込むのが面倒だと考えるなら、型式認定器を購入してくださいという事になりますね。

なんで型式認定器(PT-50・PT-500)やないとアカンねん!? とお思いになるかと思いますが、行政は行政できちんとした根拠が必要なので、それを示しているだけ。 他にも可視光線透過率測定器はいっぱいあるんですよぉ~~ 他の国産品もあれば、輸入製品の2~3万円の格安で購入できる可視光線透過率測定器もあるにはあるんです。

可視光線透過率測定器ってのは簡単に言うと、機器でフィルムが貼り付けられたガラスを挟んで電球の光を通して、どれだけの光量が透過しているか測定する仕組みなのですが、電球の違い(白熱球かLEDか)、光の入射は直角なのか斜めなのか、可視光線のどの辺りの波長を精密に計測するように設計されているのか、精度・誤差は、などなど超微妙に違いがあるものなんですねぇ。 同じガラス&フィルムを計測しても機器によって多少の数値の違いが出るわけです。

こっちでこの機器で計ったら合格、あっちで違う機器で計ったら不合格、って事が起こって混乱し問題が起こらないように、機器を絞り込んで唯一無二にしているのです。ただし、この型式認定器・・・・50~60万円します。

先日、知り合いの民間車検場にこの手の話を聞いてみましたが、やはり現状では可視光線透過率測定器は所有していないと。ただ、最近ユーザーさまから「これ車検通るって言われたで!」「なんで車検通らんのや!?」「見逃してくれ!」などとよく言われるようになり、ガラス屋さんにも聞いてはみたが「あっ!あのレインボーのヤツですか?あれは全部車検通りませんよ!」とあっさり言われたり、頻繁に面倒なこのやり取りが増えてきたので、そろそろ可視光線透過率測定器を買ってもらおうと会社に稟議を出してて、今の感じでは購入してくれそうなんです!との回答が。 で、「どんな機器買うつもり??」と質問してみると、部品商に相談・見積もりしてるとのことだったので、「光明理化学工業のPT-500という機器でないとアカンでぇ~~!60万円くらいするでぇ!!」と言うと一瞬固まってました(笑) 仕方ないよな・・・・ たぶん買ってくれるはず・・・・ と言ってはいましたが。

ご安心を!! 型式認定器の設備がないディーラーや民間車検場で、保安基準適合性の検査を行う場合、民間車検場やディーラーの判断のもと、フィルム施工業者が保有する可視光線透過率測定器使用し、保安基準適合性の判断を行うことは可能です。それにあたり、国家資格者(フィルム施工技能士)の証明は求めていません、と国交省が回答しているので、貼ったショップさんが型式認定器を持って車検場に出向くことになるのかどうかは知らないが、法律に基づいた合法施工ができるショップさんに相談すれば解決してくれるはず。

まぁ、今は型式認定器を所有していなくても、これからどんどんとフィルムのこの話が激増するはずですから、面倒なやり取りを毎度毎度繰り返すくらいなら、60万円払おうか・・・・という状況に追い込まれるはず。そうなると、日本全国どこで車検を受けても、お国が認めた機器により車検の合否判定が行われるようになるので安泰だ。

当店の店頭説明時の最終章ですが・・・・ なんで70%!? フィルム製品で車検対応品とかならんのか!? なんで貼った時の証明書だったらアカンのぉ!? という切なすぎるお客さまの声が聞こえる場面が毎度毎度です。

70%ルール・・・・・ おやじ自身も「なんでじゃ~!?」「根拠はぁ!?」と思ってます実際。

車検対応フィルム・・・・ こうなりゃ~話は早いわな! ただし、ガラスの透過率も車両ごとに様々なので・・・・ って事になるんやろかい。

貼った時ねぇ・・・・ 自動車部品は経年劣化するため らしいわ。 そりゃそうやわな。フィルムの種類やら、ガラス自体、どっちも経年劣化は多少なりともあるやろうし、汚れやシミ、傷やらで状況が変わるから、一部の耐候試験の結果では判断の基準にはならん、と行政は言うわな。

だからさぁ・・・・・・ やめときまへん!? レインボー(オーロラ)フィルム・・・・・ っておやじは考えるのですわ。

○ フィルム施工時には大量の水分を使用するのでリスクが大きい。

もうひとつ、のりもの屋おやじが、特にフロントガラスへのフィルム施工を危惧するポイントとして、フィルム施工時に使用する清掃液や施工液の水分によるリスクがあります。

ドアガラス施工の場合は、ドア内部に流れた施工液などは、ドア下部に水分を排出するための穴がある構造になっているので、水濡れによるドラブルはほぼ無いと考えても良いかと思いますし、リアウインドウも結露する可能性があり、水分は車体の見えない構造内部から車外に排出される仕組みになっているケースがほとんどです。水分を大量に使用する施工難易度の高いセダンタイプなどのリアガラスの場合は、リアシートやリアボード内張りなどの装備品を分解して徹底養生を行い、できるだけ施工液が車内に流れ出ないような対策を行います。

フロントガラスの場合は結露したり曇っていると運転できないことから、あまり水の排出を考えていない構造になっていると思います。リアウインドウ周辺の部品などはわりと簡単に脱着することは可能ですが、フロントガラス周辺にはダッシュボードが・・・・ これはなかなか分解するなんてことは考えないほうがいいし、一番厄介なのはリアガラス周辺には少ない電子機器(いろんな制御コンピューター)が隠れています。万一、水の流入でコンピューターが壊れてしまったら・・・・ ウン十万円の交換修理費用が・・・・ 誰がその料金を払うのかは知りません。下請けのフィルム屋は、元請けのディーラーや車屋にゴリ押しされ、半ば泣き寝入りで弁償させられているケースもあるとか。

何も電子機器に不具合が生じなくても、リアと違い、フロントはどれだけ、どこに、水分が流れていったのかを知ることが出来ません。ある程度きちんと養生して、できるだけ少ない水分で貼れば良いのでは!?と言われそうですが、フロントガラスですよ!そのガラス越しに前方を見ながら運転するんすよ! いつも視界に入ってるガラスなんですよ! そういう思いから、施工者は細心の注意をはらい、養生し、フィルムをスムーズに入れ込んで位置を決め、ヘラで施工液を抜いていくのです。 養生すると言ってもタオルを敷いて、テープの付いたビニールシートを貼り、マスキングテープやガムテープをペタペタ何重にも貼るだけ。最近では、吸水性の良い素材でできた吸水ロープをガラス下部に押し込んで水分の回収を行うこともありますが、すべての車種にフィルム施工の邪魔にならないようにロープを押し込めるか?といえば、そんなクリアランスのが無い場合もあります。フィルムをスムーズに入れて、フィルムがガラスに引っ付かないように位置決めするには、大量の施工液をブッ掛けます。施工液を抜くヘラもスムーズに動いてくれないといけないので、ヘラを滑らすために施工液をまたまた吹きかけます。押し出された施工液はどこへ行っちゃうんでしょうね・・・・ ビニールシートに付着した水分、吸水ロープが吸った水量、万一の水漏れのために敷いたタオル、これらで全部回収できると思いますが???

施工者のみなさんはキチンとやっているはずです。でも、水濡れによるトラブルは起こっています。機器のトラブルではなく、水の腐敗による異臭も相談されたことがあります。水は・・・あっちへ行くな!こっちへ流れてこい!言うても聞いてくれませんからね・・・・ 高いところから低いところへと流れていきます。

フロントガラスへのフィルム施工・・・・ やめたほうがいいよね。 

○ フロントガラスの安全装置やETCドライブレコーダー・地デジフィルムアンテナの存在。

フロントガラスには、ETCやドライブレコーダーや地デジアンテナなどの後付けのものや、安全運転支援のカメラやレーダーなどが純正で装着されています。ユーザーの貼りたい気持ちはわからんでもないですが、ちょちょいとペタペタっと簡単に貼れるものではないので、それらの装備品を付けたまま養生して貼るのか、邪魔なモノは外して施工するのか、あーー考えただけでも鬱陶しい(笑)

実際には、ETCやドライブレコーダーは両面テープで貼り付けているので外して、また両面テープを仕込んで貼り付けるだけなので、その作業自体はなんてこたぁ~ないです。 ただ、施工直後はフィルム施工時に使用した水分が抜けきっていないので、ETCやドライブレコーダーを貼り付けると、その重さやコードのたわみの負荷でフィルムが浮いたりよじれたりします。地デジフィルムアンテナが貼り付けられている場合には、これも外して施工するのが理想ですが、剥がしたフィルムアンテナは再利用できません。安い社外汎用品もありますが、純正品はそれなりの価格が。いつ貼り付けられるかは、ETCなどと同じ感覚になりますね。少なくとも数日から数週間は貼らないほうが良いかと。

付属品を外さずに、その部分だけを切り抜いて貼れば・・・とおっしゃいますが、多少なり隙間ができることがあります。そんでもって切り抜くのって面倒な上にフィルムの入れ込み時に多少ネックになります。地デジフィルムアンテナは、フィルムが分厚いので、上にフィルムを乗っけると、アンテナ周辺に、わりと広めのフィルム浮きが出ます。しかもフィルムアンテナは上部に貼られているので、段差に溜まった水分は追い出すことが困難で、蒸発するまでかなりの時間がかかります。段差によるフィルムの浮きがダサいと言って、フィルムアンテナの周囲をカッターで切って水と空気を出して欲しいと言われますが・・・・ガラスにカッターの刃当てるんすか!?(汗)です。ガラスの外側で一枚貼り成型するのなら、その時にアンテナ部分を線描きして、事前カットで貼り込めば・・・・とお考えになるのでしょうが・・・・ ガラス外側と内側・・・・微妙に外径・内径で寸法が違うんですよぉ。しかも、フィルムインストール時には、アンテナ部分の切込みカット部分がペロペロと・・・・(汗) たまったもんじゃぁ~ないです(泣)

さらに、安全運転支援のカメラやレーダーは・・・・ 上部中央の黒いセラミックドット部分内に入っているタイプなら、そのい部分を養生し、フィルムもカットして貼り付ければ良いだけですが、透明部分までカメラとかレーダーが掛かっている場合は何処でカットするの??? と言うより、そういう類の装置が装着されている場合は、ディーラーもメーカーも何かあった時に責任の所在が曖昧になって責任がとれないから、貼るのはやめて下さいと言われるケースも多々ありますよ。

まぁ、こんななんで・・・・フロント3面のフィルム施工は、みなさんやりたいんでしょうが、いろんな問題がありますねん。

ドアガラスもね・・・・ 最近は採用車種も多くなっていますが、UV(紫外線)カットガラスの機能に、さらにIR(赤外線)吸収剤をガラス内側に塗工(塗ってます)したガラスがあります。 ガラスを中くらいまで下げて、上端から10~20ミリくらいのところに、ガラス上端のアールにあわせて薄っすらとした線があります。その線を境目に下側ガラス部分に塗料みたいなIR吸収コート剤ってのが塗られています。かなりしっかりした表面硬度があるので、日常使用ではほとんど傷や劣化を感じることはありませんが、IRコート層よりも硬いもので擦ったりすると傷が入ります。入ってしまった傷は磨きとかで消せるものとは思わないほうが懸命です。フィルム貼り替え時に糊が残ってしまった場合は、通常のガラスであればスクレイパー(カミソリの刃みたいなもの)で簡単に除去出来ますが、IRコートの場合は一切使用不可で、やっちゃうとコート層がズタズタに傷まみれになります(要交換)。糊除去のケミカルで柔らかいタオルなどで優し~く溶かして除去するしか方法はありません。溶剤の使用を間違うとIRコート層も溶けてしまってご臨終・・・・ってこともありえます。

○ 透明遮熱フィルムとレインボー(オーロラ)フィルムの性能。

透明遮熱フィルムとは、赤外線吸収剤(主なものは酸化インジウム系)を透明なフィルムに練り込んで、可視光線透過率80%台後半~90%程度のフィルムとして製造されている製品です。見た目はほぼ透明で、貼っていることを気づかない程度の透明なフィルムでありながら、練り込んだ赤外線吸収剤で赤外線を吸収させて日射による暑さをやわらげてくれるフィルムだと謳われています。その遮熱性能に関しては、当サイトの透明遮熱フィルムのページを参照してください。

レインボー(オーロラ)フィルムとは、専門用語を挟みますが簡単に言うと、可視光線(人間が光と感じて見える波長領域)を屈折させる超極薄なシートを多方向に屈折するように何層にも積層(重ね合わせ)することで、ある特定の領域の波長の光を反射して発色しているかのように見せるフィルムです。決して色が付いているわけではありません。また、ミラーフィルムのような反射材を使ったものでもないです。光を屈折させる性質を持ったシートを複層化することで発色しているかのように見せるフィルムの構造的発色となります。光が当たっていない状況や夜間などは発色が見られないので透明に見えます。製造方法は様々で、もともとはカーフィルムとは違う分野の素材でしたが、どこの誰かは知りませんが、誰かコレを見つけて「面白いじゃん!カーフィルムにできないかな!?」と思ったんでしょうね。

数年前にロシア経由というキャッチで海外製レインボーフィルムが輸入販売され始め、SNSなどで拡散されあっという間にに話題のフィルムとなりました。今では日本国内はもちろん、世界中で販売施工されています。

いろんな発色のパターンや濃淡(発色の強弱)があります。現行の車の後部ガラスには着色プライバシーガラスが多く採用されているので、ガラスの内側に貼るフィルムでは、プライバシーガラスの色目が外側になっちゃうので発色を感じられないことから、主にフロント3面の透明ガラスへの施工目的のフィルムとして販売施工されています。フロント3面ガラスへの施工となると、道路運送車両法が抵触しますので、ガラスに貼った状態での可視光線透過率測定結果が70%以上であることを前提に、微妙に青みがかっていたり、紫がかった青っぽい発色のフィルムになっています。他にもいろいろとパターンがあり、色目の違いや、虹色に見えるフィルムもあります。

法律に基づいた合法施工ができるショップでは、70%ルールをクリアできるようにと、ブルー系の低発色タイプが主力商品となっているようです。単に発色するだけのフィルムと、透明遮熱フィルムと同じように赤外線吸収剤を練り込んだフィルムがあります。赤外線吸収剤については、透明遮熱フィルムの酸化インジウム系ではなく、酸化タングステンを使用しているようです。赤外線吸収剤としての性能は、酸化タングステンの方が長寿命であることから優秀だとされていますが、透明遮熱フィルムに高価な酸化インジウム系を使用し続ける理由は、色目が出てしまい透明を維持出来ず透過率にも問題が・・・ って事しか考えられません。レインボーフィルムについては発色が主な目的なので、酸化インジウム系の高価な原料は使用せず、多少色目が出るとしても70%ルール内で収まるように混入量を調整し、安価で高性能な酸化タングステンを選択したものだと考えています。間違っていたら素直に聞きますので誰かご教授くださいませ。

当サイトの透明遮熱フィルムのページにも書いていますが、可視光線透過率70%ルールをクリアできるフィルムの、赤外線吸収剤によって得られる遮熱性能など、ほんのわずかです。 言語であれこれ表現すると、何かのテレビショッピングみたいに「〇〇◯の効果があったと報告(確認)されています」などと、まるでソレを購入して利用(使用)すればどこかの痛みが治っちゃう!みたいな勘違い商法みたいなもので、フィルムの場合は、そこまでエゲツナクしていないとは思いたいですが、本当の性能を知りたい場合は、まともなフィルムなら必ずフィルムの光学特性を表記しています。いわゆるフィルムのスペック(性能)表です。そこには必ず「遮蔽係数」という記載がありまして、0.43 とか0.85 とか書いています。難しい話は省略しますが、この遮蔽係数は、数字が小さい方が遮熱性能が高い!という事です。0.43 より 0.85 の方が遮熱性能的には劣るってことです。人間が「このフィルム貼ったら暑さが和らいだね~」と実感できるのは、0.70くらいからだと思います。「おぉ~こりゃ~想像以上にずいぶん暑さがマシになったわぁ~ こりゃ~やめられんなぁ~」となるのは、0.60より数値が低いフィルムだと思います。

低発色のレインボー(オーロラ)フィルムは、0.85程度なので、遮熱性能の実感は「無いよりはマシ!?」程度です。 まぁ、この手の発色系のフィルムを求めるユーザーさまは、要は見た目なので、あまり遮熱性能にこだわることはないのでしょうが・・・・

◯ レインボー(オーロラ)フィルムの将来

この手のフィルムに将来はあるのか!? まぁ、当分の間は賑わうでしょうね。 今の時代、流行り廃りは早いですからワカンナイけど。

レインボー(オーロラ)フィルムについて色々調べていると、超大手企業と超大手自動車会社が、フロントガラスそのものにレインボー(オーロラ)フィルムのような構造と効果を取り入れた、防眩ガラスを開発している特許情報をみつけました。 フィルムが先なのか、ガラスが先なのかは分かりませんが、要するに、光を屈折させるシートを複層化して、フロントガラスの合わせガラスの中間層に挟み込むことで眩しさを抑えるガラスを作るってことです。

太陽光はもちろん、最近の車種に多く採用されているLEDヘッドライトや街路灯などの眩しさから、人間が最も眩しいと感じて、目にも負担がかかる可視光線の特定の領域を屈折させて、眩しさを抑えるフロントガラスを開発しているようです。特許情報で閲覧できるくらいだから、すでに実用化されているのか、もう直ぐってことかな。

人間が最も眩しく、目にも負担がかかる波長領域とは、500ナノメートルくらいの、いわゆるブルーライトです。 このブルーライトを屈折・干渉し、眩しさを抑えるって事ですから、ガラス表面にはその現象として青色の発色が見られるのではないかと想像します。

この屈折と干渉は、車の形状にとったら眩しさを抑えるという点では良いみたいですね。車のフロントガラスは後方にかけて傾斜していますから、斜めから入る光に対しては、より眩しさを抑える効果は高くなるみたいです。

光の入射角度を大きくすればするほど、透過率は下がっていくので防眩効果は高くなる・・・・・ とも記載しています。

斜め・・・・・ 屈折・・・・・ 干渉・・・・・ 発色・・・・・・

レインボー(オーロラ)フィルムと同じような発色のガラスが純正採用されて、新型車に装着されるようになったら、またまた話題になるんやろなぁ~~

話題が大きくなり、そんな車を見かけた人は「ええなぁ~」ってなるんでしょうねぇ~~ 俺も今の自分のクルマをあんな風にしたいわぁ~~と思えば、フィルムで出来る!?ありまっせ! できまっせ!合法施工でっせ! と、なるのでしょうね。

ただ、フィルムとガラスとの決定的な違いをひとつ!!!!

ガラス単体では、道路運送車両法の車検時の可視光線透過率測定の義務はおまへんねん!!

法規上の文面は、ガラスにフィルムを貼ったり、塗料などを塗った場合には、透明であり、可視光線透過率が70%以上でなければならない、と記載されているだけで、貼ったり塗ったりしていない、いわゆるガラス単体には触れていないのです。

拡大解釈かもしれんけど・・・・・ 法律なんちゅうもんはそんなもんですねん。

だったらガラス単体やったら何でもええんかい!? とは言わんでおくれやす。

ガラスメーカーも自動車メーカーも、見た目は透明で、かつ可視光線透過率70%以上をクリアーしたガラスを製造し、装着いたします。

でも発色すんねやろ??? いやいや、この特許のものだけでなく、現行で熱反射ガラスってコートテクトなどの熱反射型の多層金属膜のガラスがすでに流通しており、可視光線透過率70%のガラス製品として何の問題もなく、ガラス単体なので車検時の可視光線透過率測定もフリーパスで通っております。 だって、法規上は貼ったり塗ったりした場合は・・・ですから。

現行の熱反射ガラスがどういう構造のモノなのかは調べていないのでコメントしませんが、先の防眩ガラスについて調べている間にひとつ思うことがありました。

屈折・・・・・  干渉・・・・・  斜め・・・・・・  発色・・・・・・

国語算数理科社会しかできない高卒ののりもの屋おやじの理解でしかないので、軽~く聞き流してくださって結構ですが・・・・

この防眩ガラスもレインボー(オーロラ)フィルムも、もしかしたら、屈折ってことと、斜めってことを、読み解くと・・・・

確か、可視光線透過率測定器の光入射角度は「垂直」でしたよね。「直角」と書いているのかな。

光の入射角を0度から、入射角を10度・20度と大きくすればするほど、可視光線透過率は0.99から0.92へと下がっていくと解説しているから、垂直に光を入射して計測する型式認定器は、見た目の想像の透過率より高くなるのかぁ。(表現の仕方間違ってる?笑)

人間がガラスに装着されたレインボー(オーロラ)フィルムを常に垂直に見るってことはなく、あっちこっちから色んな角度で見るわけだし、光の入射先もいろんな角度からになるから、だからあ~いう風に発色して見えるんだぁ。

ちゅうことは、逆説で、垂直で計測する型式認定器の特性を理解し、垂直で計測して70%をクリアできるフィルムでありながら、屈折・干渉・発色を上手くコントロールしてやれば、みんながカッコいいと思うレインボー(オーロラ)フィルムが作れちゃうんだぁ~と勝手解釈しました。

もしも、可視光線透過率測定器による車検合否の判定が、光の入射角度が直角と45度の2ポイント計測で、いずれも70%以上でならない、となっていれば・・・・ もし型式認定器2ポイント測定使用もしくは2ポイント測定平均値表示であるとか・・・ そもそも斜め入射の仕様であったならば・・・・ いろいろ考えちゃいますね(笑)

まぁ、偶然にもそうだったのか、分かってやっていることなのか、必然だったのかは、誰も知るよしがないですが。

最後に、70%ルール自体どうかと思いますが、車検時のゴタゴタも、車検場の設備負担も、フィルム施工者の取り組みも、なにか新しい技術や商材が生まれたと思えば、いずれ規制がかかるとか、拡大解釈してみたり、グレーゾーンを探したり、いつの時代もイタチごっこを繰り返している市場。

なんかね・・・誰のためにみんな一生懸命に勉強したりお金を使ったり行動してるんだよぉ・・・・って率直に思うときがあります。

一番の根っこは商売ですから、金のためですよね。 あとはプライドだとか使命感だとか、逆に責任回避とか保身のためだとか・・・

お金儲けしたいのなら、唯一シンプルな方法あると思いますけどね。

透明遮熱フィルム貼りたいって言うお客さんには、車検!?そんなん車検のことなんか関係おまへんねん!透明遮熱フィルムの赤外線吸収機能なんぞ2年も3年も持ちませんよ!車検きたら剥がして新しいのに貼り替えましょう!なんで一回貼ったらずぅ~~っと何年も長持ちみたいな考えになるんすかぁ!?だからディーラーの5年保証のコーティングってのにも惑わされるんでしょ!?どんどん新しいフィルムに貼り替えにきてください!って正直に言えばいいだけじゃん!なんぼで貼替え施工するかはお店次第だけど、一回貼ったきり、車検のたびにアダコダ面倒な話になって、挙句の果てには貼ったフィルムや施工者が悪者にされるんでしょ???なにやってんだい(笑怒)

レインボー(オーロラ)フィルムなんぞも、普段乗ってて警察がどう判断するかは知らんけど、貼りたきゃ~貼ったらええんちゃうん? 流行りもんなんてそんなノリやろ?? 車検!? そんなもん知らんがな!!! アカン言われて剥がされたら、また貼りにきてちょ^^って言うときゃええやん。金使って、あっちこっち飛び回って、何を意固地になってんのかわからんけど、どうあがいても証明書なんぞ印籠にもならんのに、いつまでも透過率透過率言うて。

そこまでみんなやりたいなら、組織や団体作って、代表者たてて、み~んなで経費や人件費と利益まで、みんなでお金出しあって、お国と徹底交渉すりゃええやん。なんならメーカーや問屋や既存の組織・団体も巻き込んで、みんなで知恵も出し、無駄のない範疇の行動をし、より多くの数になれば各自の費用負担も少なくなるんやから多少のお金も出して、本当の意味での業界としての取り組みをしたらええやんけ。今の現状を見れば、一部の人が手持ち弁当で行動し、ヤイヤイ言うて、それでもどうにもならんで諦め半分になっていた矢先、流行り物で売れて銭になりそうやから乗っかって、ワァ~イって小旗振ってるようにしか見えへんねん。

やけど・・・・ それがまとまらんのはこの業界よな。エンドユーザー直需のお店もあれば、下請け業が主体の会社もある。携わってる人も色々やから、なかなかそういう風にはいかんわな。 大旗振って、誰もやらん、みんなが反対した、でも俺はやりたいからやるねん!!俺の夢の話面白いとちょっとでも思うんなら協力してくれ!!っていう求心力のあるジジィでもおらんか??? かつてはおったんやけどな・・・・一時期この手の話もしたことはある。でも、金になりそうにないからやめとくわ・・・って反応やって、今では半分以上この業界から足洗ってる状態やわ。 業界の隅の隅まで情報いっぱい持ってて、法律関係にもたけていて、行政機関とも対等に話ができる宇宙人もおったけどなぁ、冒頭にも書いたけど、民主党政権時代の規制云々の話を要らぬ方向に暴走しないように修正して、問題がないようにおさめたのもその人ひとりの行動のおかげじゃ。ほとんどの人は知らんやろうけど、下手したらカーフィルムの仕事自体なくなってたかも知れんねで。その方もカーフィルム分野の現在の利益ではとてもじゃないが、以前と同じ行動はできん!と言うて、あんたらで何とかしたきゃぁ~なんとかしなはれ!というスタンスですわ。

まぁ、長々と色々書きましたが、長年カーフィルムの仕事に携わっていて、あれこれ危惧することが多くなってきたので、関係するみなさまには申し訳ない気持ちはありますが、思いの丈を書きました。えらいすんまへんなぁ~~~