プレミアムLXとは

プレミアムLXとは、アメリカ本国において、ソーラーガードブランドとは別の 「 PANORAMA ( パノラマ ) 」 ブランド として、パノラマ認定店 ( パノラマ・エリート・ウインドウフィルム・ネットワーク ) のみが取り扱うことができる 「 HILITE ( ハイライト ) 」 と呼ばれる建物ウィンドウフィルムのフラッグシップモデルで、自動車向けにブランディングした商品名が「 LX 」 になっています。

米国でのLXラインナップは15%~80%(自動車用は70%まで)の6種類となっていますが、日本への導入は建物用ウィンドウフィルムとして「LX-70」のみ。 輸出先各国の事情により、取り扱いの有無とラインナップの限定があるようです。

プレミアムLXの構造

プレミアムLXの構造は、クアンタムと同じ金属スパッターの複層フィルムになっていますが、最大の違いはフィルムの厚み。 クアンタムのフィルム厚37.5ミクロンに対して、プレミアムLXは「75ミクロン」 の厚さ。 日本国内の一般的なスモークフィルムの厚みは25ミクロンなので、3倍のフィルム厚みとなります。 

プレミアムLXの可視光線透過率は72%です。 見た目はほぼ透明で、若干黄緑色がかってます。 色の濃さで言うならば、現在の車の運転席サイドのグリーンガラス程度ですね。 可視光線透過率72%のほぼ透明なフィルムでありながら、多種のレアメタルを複層スパッターすることで、驚異の遮熱性能を発揮します。 総太陽エネルギーカット率55%です。

日本特有の赤外線カット率は、なんと95%! あくまでも赤外線ですよ(笑) 

当店の体感器で使用している赤外線ランプでの体感は、ランプの熱がほとんど感じなくなります。

熱反射型フィルムなので、しばらく赤外線ランプを当てておいてもフィルムもガラスも温度上昇が感じられないレベル。

実車ガラスに貼り付けて、自然太陽光の日射を浴びた体感は、総太陽エネルギーカット率55% の通り 「 おぉ~半分くらい熱量が減っている~~^^ 」 と感じられます。

プレミアムLXの用途

もともとは建物の用途であり、70%程度の明るい系のフィルムなので、建物の外見のイメージを変えたくない物件や、商品などを見せるためのショールムのガラスなどで光を反射させずに商品を見せたい物件向けのフィルムとなります。 また、ほぼ透明なフィルムでありながら熱の反射率は高いのですが、可視光線の反射は低く、映り込みが少ないのも特徴のひとつ。 可視光の反射が強い製品だと、夜間に室内側が明るくなると、室内の映り込みがでて屋外の様子が見えにくくなってしまいますが、可視光の反射率の低いLXであれば、ほぼガラスと変わらない状態で見ることができます。 セキュリティー意識の高い欧米の住宅や、ゴージャスな庭を夜間のパーティーなどで見せたいセレブには人気の商品となっています。

自動車に関しては、見た目のイメージをほとんど変えず、効率よく最大の効果を手に入れたいというお客さま向けの商品。 高齢化が進む日本では、これまでの着色から、機能の選択に進んでいくと考えられるので、魅力ある商品だと確信しています。

のりもの屋での施工

日本での自動車向け商品としてLXを取り扱っている施行店はほとんどありません。 というか・・・・当店以外ありません。

ソーラーガードの建物フィルム取扱店なら購入できますが、自動車用として施工している話は聞いたことがありません。

のりもの屋オヤジは、ソーラーガード建物ウィンドウフィルムの日本での本格販売を開始した当初からのメンバーなので入手可能なだけで、輸入元も自動車用フィルムのラインナップには入れていません。

カーフィルムのラインナップに入れられない理由は、

75ミクロンと分厚いフィルムなので、リアガラスなどの一枚貼り成形がめちゃくちゃ難しい(>_<)

のりもの屋オヤジでもLXの成形&施工には涙がでます(T_T)

しかも超高額フィルムなので、失敗したら血がドバドバ流れます(笑)

湾曲のきついリアガラスは施工できないと思います。

でも、安心してください^^

サイドガラスは、ぜんぜん普通に貼れますからぁ~!! 

施工料金のご案内は店頭にて^^