ソーラーガード・クアンタムとは

アメリカ、サンディエゴに本拠を置く、サンゴバン・パフォーマンスプラスティックコーポレーションが製造し、世界のトッププロに愛用されつづけている高機能ウィンドウフィルムのブランドです。

日本国内においては、1995年から三重県のソーラーガード株式会社が輸入を開始し、当店においては1998年より取り扱いを始めました。

国際特許 U.S PAT No.5513040

国際特許取得済みのソーラーガードブランドの象徴のようなフィルムです。特許申請から四半世紀以上カーフィルムのフラッグシップモデルとして君臨しています。

職人を選ぶ素材にビックリ

特許製法で作られた金属膜のみのニュートラルカラーフィルム。 一般のスモークフィルムの1.5倍の厚みがあり、初見では「薄い鉄の板かぁ!?」とも思えるほどの重厚感があり、日本の職人泣かせの施工難易度の高いフィルムです。 分厚く硬いフィルムなので一枚貼り成形も大変で、長寿命の極薄粘着剤なので貼るのも困難。 誰でも貼れる国産フィルムばかり触っていると使いこなせないフィルムです。 導入当時は当店も泣きに泣きましたから! 

最高の素材+素材を活かす技術+理想的な施工環境

カーフィルムの施工には、特にクアンタムのようなフィルム施工には施工環境も重要です。 サッシやシャッターで閉ざされた空間と明るくて広々としたゆとりある作業場は必須。 当店のクアンタム作業においては、夏場でもエアコンや換気扇をとめて空気の対流を抑え、軟水ミストにより空気中の浮遊物を落とし、体や衣服から出るホコリ対策も行っています。 よって出張施工は一切行っていないのでご了承ください。

県下唯一の認定施工店

ソーラーガードも輸入開始当初は、日本人施工者にも扱いやすいように粘着層の厚みを国産フィルム並みに上げて日本特別仕様として輸入していたので、取り扱い施工店もたくさんいました。 しかし、数年後には国産フィルムと同様に粘着層の厚みからくる経年劣化の恐れがでてきたため、世界標準仕様の極薄粘着剤に切り替えると、多くの施工店が退きました。 その理由は「これだけ難しいと商売にならない」だそうです。 クアンタムだけが特別に難しいフィルムという訳ではありません。 海外のフィルムは全てクアンタムと同様な長寿命を目的とした極薄粘着剤となっており、世界中を見渡しても、貼りやすい職人合わせのフィルム作りをしているのは日本だけで、完全ガラパゴス状態となっています。 商談では「濃いか!?薄いか!?中くらいか!?の小学生でもできるトークと、国産フィルムを触っていると、世界標準仕様には、とても合わすことができないのです。 本物の職人が育たないのは仕方ないですね。

一切の妥協を許さない施工方法

厚い糊のなかにゴミなどを隠せる楽々国産フィルムとは違い、クアンタムの施工はとてもシビアです。 クアンタムの施工時は内張りなどはもちろん、ドアの三角窓も必要に応じて、できうる限り分解して隅まで確実に貼り込みます。 フィルムを貼るのは瞬殺で行わないと高いクォリティーを求めることはできません。 分解しないでガラスまわりのゴムに差し込んだりする作業でコチョコチョ弄くりまくると、微細なゴミの混入につながるので仕上がりは期待できません。 近年は、コンピューターカットされた材料を、ただ貼るだけの施工人が多くなり、自分で型をおこすことも出来ない半端職人ばかりになってきています。 かつてはバリバリの職人オヤジであっても、従業員を雇うと、従業員合わせのシステムに変貌し、クアンタムのような難しい海外製品は遠ざけられ、問い合わせても他の国産フィルムに誘導するようなトークが行われているのが実態です。

透明ガラスにクアンタム

クアンタムの色合いはニュートラルカラーと呼び、フィルム自体は低反射なクロム調になっており、それぞれのガラスの色合いに応じて多彩な雰囲気を醸し出します。 印象としては、ガラスのオリジナルの反射率が増したような感じで、エレガントでお洒落な見た目となります。 このクアンタム独特のイメージ欲しさに、純正のプライバシーガラスを透明ガラスに入れ替えるようディーラーに懇願したオーナーさまもいらっしゃるほどです。 一般のミラーフィルムのギラギラしたイメージとは異なります。 なお、クアンタムで唯一出来ないことは・・・黒くすることだけ、となります。

透明ガラスへのクアンタム施工の場合、室内からの見た目は、フィルムの存在にも気づかないレベルだと言えます。 一番濃いタイプの14%を貼った写真でもこの程度で、クアンタムには一切の着色が施されていないため、景色の色合いもほとんど変わらず、本当に自然のままに見えます。 また、夜間の見え方も、他の着色フィルムとは大違いで、クアンタムを貼って見えないところは、たぶん素ガラスでも見えないところですよ!と言えるくらい、見通しはスゴく良いです。 安全で安心、快適空間を実現できて、さらにお洒落に格好よく! 当店の車両にはすべてクアンタムを施工しています。

プライバシーガラスにクアンタム

中途半端な濃さの純正プライバシーガラス・・・もう少し濃くしたい!って思うオーナーさまは多いですね~。 中途半端なのは濃さだけじゃなくて・・・黒いガラスって透明ガラスより熱くなるって知ってました!? (この件については別途ご紹介) そんなプライバシーガラスにもクアンタムは最適です! 車外からの見た目の黒さは残しつつ、クアンタムを貼ることによって視線を絶妙に遮ることができます。 もちろんクアンタムの遮熱性能もそのままに。 クアンタムは、プライバシガラスだからこそ貼る!が正解です。

プライバシーガラスの濃さに応じて、もしくは運転される方に応じてクアンタムの濃さをチョイスし、安全で安心な快適空間を手に入れることが出来ます。 透明ガラスとクアンタムの組み合わせには若干劣るものの、プライバシーガラスへのクアンタム施工でも、車内からの視認性はバツグンです。 プライバシーガラス+スモークフィルムの真っ黒暗闇とは大違いで、夜間でも街の灯が普通に見えます。 最近ではプライバシーガラスへの施工の方が多いのですが、みなさん口をそろえたように「めちゃ見えやすい!!」と、ご好評をいただいております。

カーフィルム遮熱性能の比較

カーフィルムの遮熱性能はサンプル帳の色合いを見ても判別はできません。 また、光学特性なんていうややこしい話をされても一般のお客さまにはチンプンカンプン。 ウンチクを聞きたいお客さまであればなんぼでもお話しますが(笑) 誰でも一目瞭然でカーフィルムの遮熱性能をご覧いただける「ソーラーメーター(熱量計測器)や、お肌で実際に感じていただける「体感器」を当店では常設しています。 目には見えないカーフィルムの ”真実” を、お気軽に体験しにお越しくださいませ。